ASUSは、かねてより発表を告知していたフラグシップスマホであるZenFoneシリーズの最新機種ZenFone6(ZS630KL)を発表しました。特徴的なスタイルのフリップカメラや長時間利用できる大容量バッテリーなど魅力的な機能を搭載したZenFone6(ZS630KL)のスペックや特徴的な機能を紹介していきます。
※日本にてZenFone6(ZS630KL)が発表されましたので記事を掲載しました。
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店頭では触れることのできない製品などの写真も掲載してます。
ZenFone6(ZS630KL)のオススメ機能と詳細スペックに関して
まずはZenFone6(ZS630KL)の機能を見ていきましょう!
全画面表示のディスプレイであるナノエッジディスプレイを搭載
フロント部分のディスプレイは、カメラがない全画面表示となる6.4インチ(アスペクト比19.5:9)のエッジディスプレイを搭載。アメリカの映画制作団体で定められた映画撮影に使われるカラーフィルムの色域を表した業界規格であるDCI-P3が100%と豊かな色の表現で動画を見ることができます。液晶は太陽の光で見えにくくなるような屋外の明るい場所でも見やすい設計になっています。ディスプレイを保護するガラス部分は、業界では有名なコーニング社製の昨年発表された最新製品である3Dの湾曲したゴリラガラス6が搭載されています。
バッテリーはスマホの中では大容量の5,000mAh
ASUS ZenFoneシリーズの中で大容量バッテリーを搭載したスマホとしてはZenFone Maxシリーズが有名ですが、今回のZenFone6(ZS630KL)もフラグシップスマホとしては大容量5,000mAhのバッテリー容量を搭載してきました。各社のフラグシップスマホでもバッテリーの大容量化が進んできていますが、多くて4,000mAhぐらいであることから大容量バッテリーへのこだわりを感じます。使用環境にもよりますが、2日間利用でき4Gのスタンバイ状態で26日間使える容量となっています。充電は、USB PDと互換性のある急速充電規格QuickCharge4.0に対応し60分で70%弱まで充電可能となっています。ワイヤレス充電には非対応です。
4,800万画素の高解像度カメラと1,300万画素のウルトラワイドカメラのデュアルカメラを搭載
ZenFone5の『We Love Photo』を継承しつつ進化したZenFone6(ZS630KL)のデュアルカメラシステムは、メインカメラに心臓部となるイメージセンサーにSONY製のハイスペックセンサーであるIMX586を搭載し4,800万画素での記録ができる仕組みとなっています。
明るさを示すレンズのF値が1.7と他社のフラグシップ端末に比べて若干低い数値となっており暗い場所でも明るく撮影でき、夜景を撮影する際に最適な『スーパーナイトモード』を利用することで、今まで明るく光っている部分は白く潰れていましたが、ソフトウェア補正により、くっきりとしたきれいな色がでる写真を撮影することができるようになりました。
もう一つのカメラは、1,300万画素の125度の広角撮影が可能なウルトラワイドカメラを搭載。広角撮影時に発生する画像の歪みを自動で補正する機能により、歪みの無いきれいな写真を撮影することができます。
フリップカメラによる今までにない新しい撮影スタイル
ZenFone6(ZS630KL)最大の特徴であるフリップカメラにより今までにない新しい撮影スタイルができるようになりました。
自由なスマホの持ち方で好きな画角で撮影できるフリーアングル撮影
フリップカメラの上下動作を画面上で行うことにより自由なスマホの持ち方でを気にすることなく好きな画角を設定することができます。今までスマホをまっすぐ縦に持たないと前方を撮影することができませんでしたが、寝かせるようにカメラ部分を下にしてもカメラを動かすことで撮影することができるようになるフリーアングル撮影が可能となっています。
手動でスマホを動かさなくても簡単にパノラマ撮影ができる自動パノラマ撮影
パノラマ撮影は従来のスマホでも搭載されていますが、スマホ本体を複数の撮影を行う為にスライドさせて景色を流す必要がありました。その為に写真のつなぎ目で撮影に失敗するなどの経験をされた方も多いと思います。しかし、フリップカメラに搭載されているモーター駆動により自動でカメラが動ききれいなパノラマ写真を撮影することが可能となっています。
4,800万画素の高解像度メインカメラがフロントカメラになる
フリップカメラはスマホ本体上部まで移動することができる為、4,800万画素の高解像度メインカメラにて自撮りを行うことが可能です。今まで夜間に自撮りを行おうとした場合に暗い写真になったり、手ぶれ補正が搭載されていないことからブレた写真になるなどの心配がなくなります。YouTubeで動画撮影をされている方にも魅力的なカメラですね。
ウルトラワイドカメラでの自撮り撮影
4,800万画素の高解像度メインカメラにて自撮りを紹介しましたが、もう一つのウルトラワイドカメラでも自撮りを行うことが可能です。複数人で撮影したり背景を広く撮影したい時に最適ですね。手を思いっきり伸ばしたり、自撮り棒を使わないと撮影できなかった画角もこの機能を使えば簡単に撮影することができます。
被写体を自動追尾できるモーショントラッキング機能
動く被写体を動画撮影する際に画面からフェイドアウトしてしまったり、追いかけることが大変な場面がありませんでしたか?ZenFone6(ZS630KL)では、モーショントラッキング機能が搭載されたことから被写体にフォーカスすることでフリップカメラに搭載されているモーター駆動により、スマホを動かさなくても自動追尾することができるようになりました。
オーディオ機能や最新のZenUI6も魅力的
ZenFone6(ZS630KL)はフリップカメラにフォーカスされる記事が多いですが、MobiCameではそれ以外の拘りであるオーディオ機能やZenFoneシリーズでは同じみの独自UIである最新のZenUI6にも注目していきます。
ZenFoneと言えばオーディオ機能も注目
以前にASUS主催のイベントへ参加した際に『ZenFoneは音にも拘っている』と中の人から聞き、毎回ZenFoneが出るたびに注目しています。今回のZenFone6(ZS630KL)もハイレベルなサウンド技術が搭載されております。スピーカーは、デュアルスピーカーに加えデュアルアンプを搭載し、ハイレゾオーディオ、dtsX7.1チャンネルのサラウンドサウンドシステム、そしてワイヤレスで高音質なQualcommのaptX adaptiveと盛りだくさんのシステムとなっています。ZenFone6(ZS630KL)に同梱されている新ZenEar Proを利用することでハイレベルなサウンドを楽しむことができますし、スピーカーからも迫力のあるサウンドを楽しめますね。
最新のZenUI6はスマートキーがオススメ
ASUS独自のUIシステムであるZenUIもバージョン6となり一新された形となりました。Androidのバージョンアップにあわせてシンプルで操作がしやすい設計となっています。暗い場所で目の疲れを減らすダークモードや大画面ディスプレイに対応した片手モード、高負荷なゲームなどの操作性やパフォーマンスを上げるOPTIFLEXやAIブースト機能などが搭載されています。
その中で特徴的なのが新たに物理キーとして搭載されたスマートキーです。これには、様々な機能のショートカットキーとしての機能を割り当てることができ、例えばGoogleアシスタント機能を使えたりカメラを立ち上げたりすることができます。カメラなどを頻繁に利用する機能を割り当てておくと便利に使えそうですね。
着信音のボリュームを自動調節してくれるスマートボリューム
場所により着信音のボリュームを都度調節することは結構面倒ですよね?そんな時にスマホが自動で着信音のボリュームを調節してくれるスマートボリュームという機能がZenFone6(ZS630KL)には搭載されています。これは、周囲の騒音レベルに合わせて、着信音の初期音量、メディアの音量を調整してくれます。騒々しい場所での不在着信や静かな場所での大音量着信を防いでくれます。
詳細スペックと対応周波数
ZenFone6(ZS630KL)のスペック表 | |
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各項目 | スペック |
機種名 | ZenFone6(ZS630KL) |
ディスプレイ | 6.4インチ |
解像度 | 2340 x 1080 |
SoC | Snapdragon 855 |
RAM | 6GB / 8GB |
ROM | 64GB / 128GB / 256GB |
OS | Android 9 |
リアカメラ | 約4800万画素 (標準カメラ) 約1300万画素 (ワイドカメラ) |
フロントカメラ | 上記同じ |
バッテリー | 5000mAh |
WiFi規格 | 802.11 a/b/g/n/ac |
microSD | 最大2TB |
防水防塵機能 | – |
本体サイズ | 高さ 159.1mm 幅約 75.44mm 奥行 8.4mm |
重量 | 190g |
SIM | デュアルSIM |
接続端子 | USB TypeC |
カラー | ミステリーシルバー ミッドナイトブラック |
その他 | トリプルスロット搭載 DSDV スマートキー |
発売日 | 海外では発売済 2019年8月23日(日本発売) |
対応周波数
A version
FDD-LTE (Bands 1, 2, 3, 5, 7, 8, 20, 28)
TD-LTE (Bands 38, 40, 41)
WCDMA (Bands 1, 2, 5, 8)
EDGE/GPRS/GSM (850, 900, 1800, 1900MHz)
B version
FDD-LTE (Bands 1, 2, 3, 4, 5, 7, 8, 18, 19, 26, 28)
TD-LTE (Bands 38, 39, 41, 46)
LTE B41
WCDMA (Bands 1, 2, 3, 4, 5, 6, 8, 19)
EDGE/GPRS/GSM (850, 900, 1800, 1900MHz)
support 4×4 MIMO & HO RxD
C version
FDD-LTE (Bands 1, 2, 3, 4, 5, 7, 8, 12, 17, 18, 19, 26, 28)
TD-LTE (Bands 38, 39, 41, 46)
LTE B41
WCDMA (Bands 1, 2, 3, 4, 5, 6, 8, 19)
EDGE/GPRS/GSM (850, 900, 1800, 1900MHz)
support 4×4 MIMO & HO RxD
海外メディアでレビュー記事が掲載
アメリカのスマホ端末レビューメディアであるgsmarenaでは、ZenFone6(ZS630KL)のレビュー記事が掲載されています。現在は、外観などのレビューですが今後、カメラの撮影サンプルや動画のサンプルなども掲載されると思われます。
ZenFone6(ZS630KL)の購入先に関する情報
ZenFone6(ZS630KL)のはっきりした情報は出ていませんが、5月25日という情報がありました。現在日本から購入できるのは、中華ECサイトのGearBestで6月10日から13日の発送予定となっています。もしかしたらAmazonのヨーロッパではもう少し早めに購入できるかもしれません。
※日本にてZenFone6(ZS630KL)が発表されましたので記事を掲載しました。
ASUSが設立30周年記念モデルZenFone6 Edition30を発表
ASUSは、現在台湾で行われているComputex2019(コンピュテックス2019)にて発表会を行い、設立30周年を記念して先日発表された最新フラグシップスマホであるZenFone6(ZS630KL)の限定モデルである『ZenFone6 Edition30』を発表しました。
ZenFone6(ZS630KL)が日本で発表されました!
8月20日に日本でも発表されました。価格はそれぞれRAM8GB版が8万2500円(税別)とRAM6GB版が6万9500円(税別)となっています。スペックに関しては、海外版と同じスペックとなっています。海外版のZenFone6(ZS630KL)との違いは、対応周波数となっています。
ASUSファンイベントA部ツアー2019に参加サポート記事
店頭では触れることのできない製品などの写真も掲載してます。
今回は以上です!見て頂きありがとうございました!