RAVPowerのソーラーチャージャーRP-PC118とRP-PC008を比較してみた

RAVPowerのソーラーチャージャーRP-PC118とRP-PC008を比較してみた

これからの時期にキャンプなどアウトドアーを楽しまれる際や、地震などの災害時に停電となった時にスマホやUSB充電が可能な製品を充電できるモバイルソーラーチャージャーの新製品であるRP-PC118をRAVPowerより試用させてもらえる機会を頂けたので実際に利用した感想と旧モデルRP-PC008を比較していきたいと思います。

モバイルソーラーチャージャーRP-PC118のスペックと付属品紹介

まずはモバイルソーラーチャージャーRP-PC118の製品スペックと付属品を簡単に紹介をしていきます。

サイズ : 折り畳み時 約 15 x 29.5 x 0.8(最薄部)cm
展開時 約 52.5 x 29.5 x 0.28 cm
重量 : 約 600 g
出⼒ポート: USB A × 2
出⼒ : 5V / 2.4A (各ポート12W)
最⼤出⼒ : 合計最⼤ 21W
変換効率 : 最⼤ 23.5%
動作気温 : -10℃ 〜 60℃
防⽔性能 : IPX4 (⽣活防⽔レベル)
LEDインジケーター搭載(発電時点灯)
逆流防⽌機能搭載
最長18ヶ月間のメーカー保証

付属品紹介

次に製品に同梱されている物を紹介していきます。

付属品紹介

モバイルソーラーチャージャーRP-PC118
ステンレスフック(4つ)
MicroUSBケーブル(60 cm)
MicroUSBケーブル(30 cm)
説明書(日本語対応)

RAVPower RP-PC118の説明書は日本語対応

開封と製品写真

RAVPower RP-PC118のパッケージ

パッケージは最近採用されている新しいロゴのパッケージとなっています。

RAVPower RP-PC118の表面

本体表面にはシンプルなロゴのみ、サイズ比較のために100円ライターを置いてみました。

RAVPower RP-PC118の表面

表面はザラッとした堅い感じの質感です。

RAVPower RP-PC118を開いた様子

本体を開いた様子です。

RAVPower RP-PC118にカラビナを装着

本体に付属のカラビナを装着。穴は2つあります。

RAVPower RP-PC118のUSBポート部分

USBポート部分です。

RAVPower RP-PC118のUSBポート部分を開封

ゴム製のカバーを外すと2ポートのUSB端子が出てきます。

RAVPower RP-PC118のUSBポート部分へケーブル挿入

ケーブルを挿入するとこんな感じです。

RP-PC118を使ってみた感想

ここからは実際に使ってみた感想を書いていきます。

本体は折り畳めてコンパクトそして薄いので持ち運びに便利

まずはじめに持った感想は薄くて持ち運びに便利だなということです。最近のスマホ並みの厚みなのでカバンの中に入れても全く邪魔にならない。キャンプやアウトドアで出かける際は荷物をなるべく少なくしたいと思うので持ち運びに悩まず使えます!

ソーラーパネルの大きさはちょど良く充電効率は良い

RAVPower RP-PC118を利用している様子

いくつかのソーラーチャージャー製品を試してきましたが、例えばモバイルバッテリーにソーラーパネルを搭載した製品は、5000mAhクラスの製品で丸一日充電しても半分以下と満充電までにかなりの時間がかかります。コンパクトなソーラーチャージャー製品もパネル部分が小さいので発電容量が少なく、モバイル扇風機などの小型容量のバッテリーであれば一日で満充電ぐらいはできますが、日光の当たる時間を考えると丸一日は非効率ですよね。RP-PC118のソーラーパネルは大きさも大きすぎず、小さすぎないサイズで快晴でなくても日があたっている時は、安定的に5V/1A(急速でないUSBアダプターをコンセントにて利用しているぐらいの数値です)ぐらいは出ているので効率よく充電することができます。

RAVPower RP-PC118を利用している様子
5V/1Aの製品を充電している様子

片手で持つとちょっと重たく感じるのは残念

本体が薄いのとソーラーパネルの面積があるからと思いましたが、パネルの裏面に硬い板が入っているのでどうやらそれが、重さを出しているようです。3枚重なるとちょっと片手で持つと重たく感じます。製品PR画像にリュックの表面にカラビナを使って吊るしているものがありますが、この使い方は少し重さが気になりそうな気がします。

USBポートの膨らみが主張しすぎてる

せっかく本体が薄くできているのになんでこんなにUSBポートの位置が飛び出ているのか、これは残念で仕方ない感じです・・・。使用上本体を薄くしたことで良い点としては、目立つのでわかりやすい、悪く言えばここだけ飛び出ているので邪魔と感じることもあると思います。あとポートを利用していない時に塞ぐガードはゴム製。夏の暑い太陽の下で利用した場合を考えると違う素材の方が良かったのではないかと感じました。

RP-PC008とRP-PC118を比較してみた

RP-PC008とRP-PC118を比較

ここからは昨年から利用しているRP-PC008RP-PC118の比較をしていきたいと思います。

ソーラーパネルがサイズアップし充電効率向上

RP-PC008とRP-PC118を比較:ソーラーパネルがサイズアップし充電効率向上

本体サイズがRP-PC008と比較して少し大きくなり搭載されているソーラーパネルのサイズもアップしています。これにより太陽の光を多く取り入れることはができるようになる為、充電効率も向上されています。パネルの横幅は両製品とも同じサイズとなりRP-PC118の方が3cmほど縦に伸びています。各ポート5V/2.4Aの点は一緒ですが、2ポート同時充電時の最大ワット数がRP-PC008は、16Wに対してRP-PC118では21Wまで可能となっています。2ポート同時急速充電の24Wまでは届きませんが、それに近い数値を出すことができるようになっています。

薄くなったけど重くなった

RP-PC008とRP-PC118を比較:厚み編

RP-PC118は0.8cmとRP-PC008の1.5cmくらべて薄い仕様になったので場所はとらなくなった。しかし、薄くなったのとから強度を高める為か硬い板が搭載され重さが約600gとなりRP-PC008の450gから比べると体感できるぐらい重いと感じます。人によるが持ち運び時に重さを気にするか、スペースを気にするかという点で分かれる部分だと思います。

RP-PC008とRP-PC118を比較:サイズ比較
RP-PC008とRP-PC118を比較:サイズ比較

USBポート部分の形状が変化した

RP-PC008のUSBポート形状
RP-PC008のUSBポート形状

個人的に使用上で気になった点としては、USBポートの形状です。RP-PC008では、収納されたケーブルの先端にUSBポートがついているので利用しやすい形状でした。変わってRP-PC118では、ポートが隣接してしかも本体開封時には、ポート部分への挿入がしにくいという感じる場面もありました。ここは利便性を考えると残念なところです。

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RP-PC008とRP-PC118の検討ポイントはシンプル

RAVPowerのソーラーチャージャー購入を検討していてRP-PC008RP-PC118を比較するならポイントはシンプルです。充電量と重さが自分の考えている利用環境とマッチしているかどうかです。

RP-PC008は、ソーラーパネル部分は小さいですが一般的な5V/1Aでの充電は可能で1ポートのみの利用であれば5V/2.4Aの急速充電も可能となっています。そして片手で持っても軽い素材で持ち運びにもラクです。

RP-PC118は、モバイルとしてはソーラーパネル部分が大きいので充電効率がいいです。5V/2.4Aをほぼ2つのポートで同時利用することができます。薄い形状からカバンの中などに入れてもスペースをとりません。

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